諸症状の緩和を目指そう

医者

身体症状は総合内科で診てもらおう

頭痛やめまい、肩こりなどの身体症状があって日常生活や仕事に支障をきたしてしまうようになることがありますが、家事やデスクワークの影響だから仕方ないと放置してしまいがちです。確かに普段の生活が原因で諸症状が出ている場合も多いものの、必ずしも物理的な原因があるとは限りません。仮面デプレッションによって多様な身体症状が出てきているケースもあるということは念頭に置いて対策を考えるようにしましょう。仮面デプレッションとはデプレッションの一種で、精神症状があまり伴わずに身体症状が目立つ状態を指しています。仮面デプレッションになると気分が沈むことはあまりないものの、腰痛や動悸なども含めて様々な身体症状に悩まされてしまいがちです。メンタル面の問題が身体の不調につながってしまう病気で、進行していくとついには精神症状も出てくるようになります。それを未然に防ぎつつ、既に現れている諸症状を軽減していくことができるのが医療機関における治療の効果です。ただ、身体症状の原因は必ずしも仮面デプレッションだけではないこともあり、単純に心療内科だけを受診すれば良いとは限りません。色々な不調が重なっているのではないかという懸念がある場合には総合内科を受診するようにしましょう。総合内科では心療内科のように心の病についてもあるのではないかと疑ってくれますが、さらに脳や神経、心臓などの様々な器官にも障害があるかどうかを考慮してくれます。全身の総合的な治療をすることで改善を図れるという点で優れている選択肢なのです。

総合内科で仮面デプレッションの身体症状の改善や進行の予防をしたいときには二通りの申し込み方法があります。一般的には総合内科は大きな総合病院にしか設けられていないので、まずはクリニックに行って紹介状を書いてもらわなければなりません。仮面デプレッションの可能性が高いと考えているなら、その診察や診断の専門診療科である心療内科を受診しましょう。そして、心の病だけでなく器官の障害も影響しているのではないかと懸念していることを伝えて総合内科を紹介してもらうのが良い方法です。しかし、心療内科のクリニックに行くのは躊躇われてしまうという人もいるでしょう。そのときに有効なのがもう一つの方法で、既に現れている諸症状の中でも深刻なものを選び、その治療を行っているクリニックに行って総合内科を紹介してもらうこともできます。頭痛に悩まされているなら一般内科や神経内科、下痢や便秘なら消化器内科、動悸や頻脈であれば循環器内科といった形で受診先を選びましょう。そこで仮面デプレッションの可能性もあるのではないかと懸念していて、他の病気についても心配があるから総合内科で診てもらいたいと希望すれば対応してもらえます。ただ、そのクリニックの医師によって明らかな病気が発見された場合には、その治療を優先して行うことになる場合も多いということは留意しておきましょう。それよりも仮面デプレッションの対策をしていきたいなら心療内科を受診するのに越したことはありません。二つ以上のクリニックを並行して利用しても大丈夫なことも念頭に置いて受診先を増やすことも検討しましょう。